妊娠中期を過ぎたあたりから、「腰が重い」「立ち上がるときに腰にくる」というご相談が増えます。浅口市金光町のMoveact金光店にも、妊婦健診で特に問題はないと言われたけれど日常がつらい、という方がお越しになります。
この記事では、なぜその重さが出るのかを整理したうえで、今日から家でできることをまとめます。
この記事の内容
おなかが大きくなると、腰は何をしているのか
おなかが前に出てくると、体は倒れないように上半身を後ろへ引きます。このとき腰は反った状態で固定されやすくなり、腰の後ろ側の筋肉がずっと働き続けることになります。
もうひとつ、妊娠中はリラキシンというホルモンの影響で骨盤まわりのつなぎ目がゆるみやすくなります。関節がゆるむぶん、周囲の筋肉が「支える役」を多めに引き受けます。
つまり、腰が重いのは支える仕事が腰に集中している状態であることが多い、ということです。腰そのものを責める前に、支え方を分散させるほうが現実的です。
座り方を変えるのがいちばん効きます
妊娠中は座っている時間が長くなります。ここを変えるのが、いちばん割に合います。
- おしりを背もたれの奥まで入れて座る(浅く座ると必ず反ります)
- 足の裏全体が床につく高さにする。届かないときは台や厚めの本を置く
- 腰の後ろにクッションではなく、おしりの下に薄く敷くほうが楽な方もいます。両方試してください
- やわらかすぎるソファは沈むぶん腰が丸まりやすいので、長時間は避ける
そして、どんな座り方でも30分に一度は立つ。姿勢そのものより、同じ姿勢を続けないことのほうが効きます。
寝る姿勢は「横向き+はさむ」が基本
仰向けが苦しくなってきたら、横向きで、両膝を軽く曲げて膝の間にクッションをはさみます。上側の脚が前に落ちると骨盤がねじれるので、それを止めるのが目的です。
おなかの下にも薄いタオルを入れると、体の重みが分散して楽になる方が多いです。左右どちらを下にするかは、楽なほうで構いません。
夜中に何度も寝返りを打つのは自然なことなので、「動いてはいけない」と気を張らなくて大丈夫です。
やめておいたほうがいい動き
- 床のものを、膝を伸ばしたまま前かがみで拾う(必ずしゃがむ)
- 上の子を片側だけで抱き上げる
- 腰をひねりながら物を持ち上げる(体ごと向きを変えてから持つ)
- 「伸ばせば楽になる」と思って腰を強く反らせる
おなかに負担をかけずにできること
横向きに寝た姿勢のまま、鼻から4秒吸って、口から8秒かけて吐く。これを5回。吐くときにおなかがふくらまない範囲で、体の側面がしぼむ感覚があれば十分です。
また、四つ這いになれる時期であれば、背中を丸める・戻すをゆっくり5往復。おなかの重みが下に逃げるので、腰の反りがいったんリセットされます。痛みが出る日はやりません。
こういうときは、先に医療機関へ
- おなかの張りが規則的に続く
- 出血がある
- 足のしびれや、力が入りにくい感じがある
- 安静にしていても痛みが強くなり続ける
これらは腰の問題として扱う場面ではありません。かかりつけの産婦人科にご相談ください。
施術を受ける場合の目安
Moveact金光店では、妊娠中の方にはうつ伏せにならない姿勢で、腰そのものではなく股関節まわりや背中、足首など「支える仕事を代わってもらえる場所」から整えていきます。強い矯正や、おなかを圧迫する姿勢は行いません。
安定期に入ってからのご相談が多いですが、時期によってできることが変わるため、週数と経過を伺ったうえでご提案します。かかりつけの医師から運動や施術を止められている場合は、そちらを優先してください。
ご予約について
Moveact金光店のご予約の空き状況は、下記のネット予約ページからそのままご確認いただけます。お電話が難しい時間帯でも、24時間ご利用いただけます。
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Moveact金光店のご案内
Moveact金光店
〒719-0104 岡山県浅口市金光町占見新田283-1 2階
電話 050-5369-1139
浅口市金光町を中心に、里庄町・鴨方・寄島・玉島方面からもお越しいただいています。
この記事の監修:Moveact代表 三上尚志(柔道整復師・はり師・きゅう師)
倉敷市出身。ロサンゼルス・ドジャースでのインターンや高校野球岡山県代表の甲子園帯同、パラ卓球日本代表へのトレーニング指導などに携わり、整体・鍼灸・ピラティスを組み合わせて一人ひとりの体に合わせたサポートを行っています。
※この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、個別の状態に対する判断を示すものではありません。症状が続く場合や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。